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後期型のポルシェ911は、しかし現時点では流通台数が多いわけではない。昨今の不景気も手伝って短期的に新車を乗り継ぐ人が減ったことも影響している。現在、店頭に並ぶ個体の多くはデモカー落ちなどである。これらの多くは低走行で程度も新車並と、新車と比べてのお買い得さが際立つ。デモカー落ちは豊富なオプション装備を備えることが多く、それらは新車のオプション価格ほど販売価格に反映されないので、お気に入りの装備が付いていたら魅力はかなりアップする。定番はスポーツクロノパッケージやPASMなどだろうか。
さて、そんな後期型のサンプルケースとして、ポルシェセンター北大阪 認定中古車センターに1台の911を見つけた。2010年式、走行距離がたったの5,000km強というアークティックシルバーのカレラだ。同社のデモカーとして活躍し、この度認定中古車として店頭に並ぶことになった。
気になるお値段は1098万円。2010年式のカレラ(PDK)は新車価格が1200万円程度だが、単純に100万円のプライスダウンではない。この個体には、大人気のスポーツクロノパッケージや、シートベンチレーションなどオプション装備が多数装着される。特に昨今の暑い日本ではシートを瞬時に冷やすシートベンチレーションのニーズが高まった。これは新車だと20万円以上のオプションだが、装着の有無は中古車価格に反映させてはいないという。アークティックシルバーの外装色にブラックのインテリアというのも911らしくていい。高年式になればなるほど白、黒、シルバーの人気が高く、また流通台数も多い。黄色や赤など有機色は少し割安になることもあるという。
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