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VWの新認定中古車システム
「早わかり」解説
「Das WeltAuto」ダス・ヴェルトアウトは、ドイツ本社がグローバル展開を図っている新認定中古車ブランド。全国のVW正規ディーラーに導入されたのは、今年2月1日でした。
VWはこれまでGUC（Guaranteed Used Car）の名で認定中古車を展開、現在の取り扱い拠点は約200店になります。また、2006年には約5000台だった認定中古車の年間販売台数も、昨年は1万台を超えるまでに拡大しました。そこで、VWが初めて展開する世界統一基準の認定中古車プログラム「Das WeltAuto」を導入し、さらに認定中古車に力を入れていこうというわけです。ちなみに、「Das WeltAuto」は「世界の車」の意があります。
実施概要
- ■「GUC」から「Das WeltAuto」へブランド名を変更
- ■下取りから販売まで世界共通の運用プロセスを適用
- ■年式・走行距離に応じて3つのグレードに分類
- Das WeltAuto Premium（1年間距離無制限の保証）：初度登録より2年以内、走行距離5万km以内の車両
- Das WeltAuto（1年間距離無制限の保証）：初度登録より7年以内、走行距離7万km以内の車両
- Das WeltAuto Basic（6ヶ月間距離無制限の保証）：初度登録より10年以内、走行距離10万km以内の車両
従来のGUCが高年式車中心であったのに対し、Das WeltAutoブランドは中・低年式車の販売も強化され、より多くのユーザーに幅広い認定中古車の提供が可能となったわけです。
Das WeltAutoでVWの認定中古車に変化は？
フォルクスワーゲン相模原橋本の中古車セールスマネージャー 遠藤謙一氏に在庫車両などにおける変化を聞いてみたところ「いまのところ大きな変化はないですね。システムが変わっても、厳しい目で素材を精査する、徹底した納車整備を施す、この2つの基本姿勢が変わることはありません。各物件にはDas WeltAuto Premiumが★★★、Das WeltAuto★★、Das WeltAuto Basic★という、星の数が掲げられ、クルマ選びの目安になりますのでそのあたりにご注目ください」と話してくれた。とりあえず、ネーミングとシステムが変更になったからといってお店の対応に大きな変化はなさそう。でも、★★★が掲げられる物件は初度登録から2年以内ということを覚えておけば便利みたいですよね。
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