ジャガーは初度登録から7年以内・走行距離10万km以内、ランドローバーは6年以内・8万km未満の車両であることが基本になります。また、両者とも初度登録から18カ月以内のデモカー/1オーナーカーにはプレミア コレクションの称号が与えられます。ただし、この基準をクリアーしていれば何でもありというわけではなく、取り扱う各ディーラーは整備履歴やコンディションを徹底的にチェックしてその資格があるかどうかを精査します。最近は、自社で管理していた車両、もしくはデモカーに限定する店舗が増えているようです。
基本的に、プレミア コレクションには2年、通常のアプルーブドカーには1年の保証が付与されます。ただし、プレミア コレクションの対象となる18カ月以内の車両であっても、1年保証になる場合がありますので、物件をチェックする際は必ず保証期間の欄を確認しましょう。
万一故障した場合も、ジャガーは走行距離2万kmまで、ランドローバーは走行距離にかかわらず正規サービスネットワークにて無料で修理することができます(純正部品は原則としてすべてがその対象)。ただし、基幹部品に社外品を装着していた場合は保証が適用されないことがありますのでご注意ください。また、ボディ内外装品(塗装や錆を含む)、消耗部品(ブレーキパッドなど)、油脂類(エンジンオイルなど)は保証の対象外になります。
保証期間中は24時間365日、コールセンターに待機するオペレーターが電話1本で様々な手配を行ってくれます。たとえば、故障の応急処置を行うスタッフを派遣したり、クルマの牽引、また目的地までの交通手段も手配します。もちろん、すべてのサービスは一定の条件で無料。ただし、ツーリングサポート・コールセンター以外が手配した場合の費用は対象外になりますのでご注意ください。
新車保証が付いている車両は残りの期間がその対象となります。エンジンオイルやワイパーブレードなどが無償で交換(インジケータ点灯時)できますのでかなりおトクです。つまり、プレミア コレクションの特典と考えていいでしょう。
アプルーブドカーの「信頼と安心」の源泉は、徹底的に行われる納車整備にあると言ってもいいでしょう。最大100項目にも及ぶ点検・整備は厳しい基準に適合し充実の設備を備えたサービス工場においてしっかり教育を受けたメカニックが実施します。エンジンやトランスミッションなどはもちろんのことオーディオやナビの作動状態まで入念に行われ、不具合があれば修理・交換することが義務づけられています。細かいことですけれど、スペアキーや整備手帳、工具セットが揃っていない車両にはアプルーブドカーの名が与えられないのです。
新車登録から、ジャガーは7年以上・ランドローバーは6年以上経過した車両はアプルーブドカーの規定から外れることになります。しかし、ディーラーが「その物件のコンディションが販売に値する」と判断した場合、店舗が独自にアプルーブドカーと同等の納車整備を行い販売することもあります。ほとんどのケースが自社で管理していた車両と考えていいでしょう。
心配ご無用、安心してお選びください。最大のポイントは、いわゆる「現状渡し」ではないということ。つまり、街場の激安物件とはモノが違うのです。ご存じのように消耗部品には耐用年数があります。正規ディーラーの物件は、消耗部品のすべてを交換して販売するので前オーナーのツケを払わされる心配がないわけです。その昔は「走行距離が4万km以上のジャガーやランドローバーの中古車には手を出すな」と言われていましたが、いまは「街場の現状渡し物件には手を出すな」ということになるでしょう。徹底的に納車整備を行う正規ディーラーで選べば大丈夫なのです。
通常の場合、各ディーラーにはアプルーブドカーコーナーが設けられ数台が展示されています。担当者は新車セールスが兼任している場合が多いようです。いっぽうでアプルーブドカーセンターは、専用の店舗を持ち専任スタッフも常駐、さらに多数の在庫があります。