アプルーブド・カーの素材となる車両には規定があるのですか?

 

新車登録から7年以内(走行距離無制限)の車両、新車登録時からのメインテナンスノート(整備記録)があること、車種名の末尾が6以降(106、1007、206、207、306、307、308、406、407、607など)であることが基本になります。ただし、この基準をクリアーしていれば何でもありというわけではなく、取り扱う各ディーラーは整備履歴やコンディションを徹底的にチェックしてその資格があるかどうかを決定します。最近は、自社で管理していた車両、もしくはデモカーに限定する店舗が増えているようです。


 

保証期間は車両価格によって異なっているのですか?

 

車両価格にかかわらずすべてのアプルーブド・カーに1年の保証が付与されます。基本的に走行距離は保証期間内無制限です。ただし、法令で定められた定期点検/日常点検/修理などを正規ディーラーのサービス工場/サービスポイントで実施しなかった場合やインポーターが認めていない改造などを行っている場合、またサーキット走行などで酷使していた車両には保証が適用されません。


 

保証内容を教えてください。

 

アプルーブド・カーは万一故障した場合も走行距離にかかわらずプジョー正規サービスネットワークにて無料で修理することができます(純正部品は原則としてすべてがその対象)。ただし、ボディ内外装品(塗装や錆を含む)、消耗部品(ブレーキパッドなど)、油脂類(エンジンオイルなど)、スプリングやシートなどのヘタリは保証の対象外になります。


 

アプルーブド・カーにはロードサービスも付与されるのですか?

 

保証期間中は24時間365日、コールセンターに待機するオペレーターが電話1本で様々な手配を行ってくれます。たとえば、故障の応急処置を行うスタッフを派遣したり、クルマの牽引、目的地までの交通手段も手配します。また、事故などに巻き込まれた場合は保険会社への連絡を行います。もちろん、すべてのサービスは一定の条件で無料。ただし、本サービス以外の業者を自分で手配した場合の費用は対象外になりますのでご注意ください。


 

納車整備の内容を教えてください。

 

アプルーブド・カーの「信頼と安心」の源泉は、徹底的に行われる納車整備にあると言ってもいいでしょう。最大117項目にも及ぶ点検・整備は厳しい基準に適合し充実の設備を備えたサービス工場においてしっかり教育を受けたメカニックが実施します。エンジンやトランスミッションなどは不具合があれば修理・交換することが義務づけられています。細かいことですけれど、その基準はワイパー・ブレード・ゴムやフロア・マット、灰皿にまで定められています。


 

あるディーラーで認定中古車外と表示された物件を目にしましたが、どんな意味を持つクルマなのですか?

 

新車登録から7年以上経過した車両はアプルーブド・カーの規定から外れることになります。しかし、ディーラーが「その物件のコンディションが販売に値する」と判断した場合、店舗が独自の納車整備を行い販売することもあります。ほとんどのケースが自社で管理していた物件と考えていいでしょう。最大のポイントはとてもリーズナブルということです。


 

アプルーブドサイトと一般ディーラーはどこが違うのですが?

 

通常の場合、プジョーの各ディーラーには新車ショールームとは別にアプルーブド・カーコーナーが設けられています。担当者は新車セールスが兼任している場合が多いようです。いっぽうでアプルーブドサイトは基本的に新車の販売を行わずアプルーブド・カーのみを販売。もちろん専任スタッフも常駐、通常は15台以上の在庫を保有しています。さらに、サービス工場を有する店舗が多いようです。