シュタイア・プフ 500!

2013/01/28 8:57:46

先日、店舗取材でお伺いしたショップにシュタイア・プフ 500がありました。おそらく、日本において可動状態で棲息しているのは、この一台だけではないでしょうか・・・。

シュタイア・プフはオーストリアの企業で、メルセデス・ベンツ ゲレンデヴァーゲンW460をメルセデスと共同開発したメーカーとして知られています。フィアット パンダ4×4の4駆システムの開発にもシュタイア・プフが参画しました。銃器好きにはステアーという名で通っていますね。

リアに搭載されたエンジンは、独自設計による空冷フラットツイン(かなり強力だったらしい)で、リアサスペンションも本家とは異なるスウィングアクスルです。空冷フラットツインをリアに積んでいて、フェルディナント・ポルシェ博士がオーストリア出身だったことから、「このクルマはミニ・ビートルだ!」と考える自動車趣味人もいます。

実際に本家チンクと比較するとコチラのほうが“もの凄く速い!”そうで、今でもシュタイア・プフ 500を使った熱いレースが彼の地にて盛んに行なわれているというウワサがあります。う〜ん、乗ってみたいですな。