認定中古車.com-INTERVIEW TO KEYPERSON
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 「購入したのは昨年の12月で走行距離は5万kmでした。信頼性が向上した後期型の1995年式ですし、走行距離も少なかったので決めました」と話すのは工場で陣頭指揮を執る義澤フォアマン。愛車は1996年まで導入されていたヴァナゴンです。

 それにしても、久しぶりに見ましたがやっぱりいいですねー。クラシカルで独特のカジュアルな雰囲気を持っていて、刺さりますよねー。

 ちなみにVW製トランスポーターはリアに空冷フラット4エンジンを搭載するT2から水冷フラット4のT3に進化。彼の愛車はフロントに2.5リッター直5エンジンを積むT4になります。シートは2-2-3の3列で、前席はキャプテンシート、2列目を倒せばテーブルとして使えるのでキャンプなどの際に便利に使えるという仕掛けもあったりします。義澤フォアマンも家族でキャンプに出かけることが多く、ヴァナゴンは子供たちにも受けているということです。

 「大きく重たいミニバンなのですが高速もしっかり走ってくれます。各パーツの素材や完成度を検証しても本当にまじめに作られていることがわかりますよ。特にサスペンションは秀作です」。ベテラン・メカニックの彼が言うのだから説得力があります。

 とにかく「家族のために選んだ」ということを強調する彼ですが、なんとなくクルマ好きの強引な言い訳に聞こえなくもありません。だって、本物のファミリーパパならメインテナンス・コストと燃費のことを考えて国産ミニバンを選ぶはずですから……。という突っ込みはやめておきましょう。クルマ好きとしては、国産ミニバンよりVWヴァナゴンに乗るメカニックのほうに愛車を安心して任せられる、そんな気がします。

 ちなみに、ヴァナゴンに乗る彼がフォアマンを務めるフォルクスワーゲン相模原橋本は、正規輸入されたヴァナゴンなら喜んでメインテナンスを引き受けてくれるそうです。オーナーの方にとっては朗報ではないでしょうか。

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