販売車両の品質が同一なので、
どのクルマをチョイスしてもOK

　アンティークガレージが高品質なクルマばかりを販売できる理由はいくつか存在しているが、既述したように車両を仕入れる際にプロとして見るべきところをしっかりチェックするようにしており、本当にコンディションがいい個体だけが入庫してくるのだ。そのため、各部を徹底的に仕上げたとしても、そもそもの状態がいいために驚くようなコストはかからず、総じて安価なプライスにてユーザーに提供することができるのだった。

　佐藤代表によると「W124に関しては、乗って走れば、履いているタイヤの銘柄が分かるぐらい、クルマのフィーリングや整備のキモを熟知しています。そのため、走行距離が6万kmの個体も12〜13万km走っている個体も同じ品質に仕上げることができます。新車時のフィーリングを知っている方にも納得していただけるクオリティで販売していますので、走行距離が伸びているクルマに関しても安心して購入してほしいと思います」とのことだった。
　繰り返しになるが、アンティークガレージでは販売車両の品質を一定に保つことに努めているので、例えば、ただ単に“好きな外装色のクルマを選ぶ”といった買い方をしても、非常に満足度が高い自動車趣味生活を送れるわけだ。輸入車をパートナーとして個性を演出したい方は、安価にて購入できるアンティークガレージの良質車をガレージに迎え入れてみるといいだろう。

text by Hidenori Takakuwa（高桑秀典）