ポロGTIカップエディション (200台限定モデル・MT)
全長が4mに満たないコンパクトなボディとシャープに吹けあがるターボエンジン、トランスミッションはもちろんMT。VW切っての「ボーイズレーサー」と言えば先代ポロGTIですよね。2010年に登場した現行型には7段ATの設定しかありませんから、ますます先代の価値が高まっているようです。特に「ゴルフ顔」になった後期型はフリークから絶大な人気を得ているため、流通量が少なく相場も高値で安定しています。あくまで個人的にですが、うすらでかくて、とんでもなく高価なスポーツカーより、日本の道路では先代ポロGTIのほうが格段に楽しめると思います。ただし、あんまり目立たないですが……。
で、今回も見つけてしまいました。超レアな稀少車、CUP EDITION(カップエディション)。200台しか販売されなかった限定車ですよ。前回ご紹介したのは黒いボディカラーの229.9万円でしたが、今回は赤で199.9万円。僅か半年の間に2台のポロGTIカップエディションが展示場を飾るとは、やっぱり「フォルクスワーゲン相模原橋本」って、すごい正規ディーラーですよね。
ポロGTIカップエディションの特徴は、エクステリアの特別感にあります。装着されるフロントバンパースポイラーやリヤアンダースポイラー、ルーフスポイラーは専用品。タイヤもノーマルの1インチアップとなる205/40R17が装着されます。さらに、ステアリングホイールにはシリアルナンバーが刻印されたプレートが付きます。ちなみにサンプルカーは「017」です。
黒のボディカラーには迫力満点という印象を受けましたが、赤もスポーツモデルらしくてなかなか良い雰囲気。スタイリッシュです。趣味グルマとして大切に乗るなら赤も「あり」ですよね。サンプルカーの内外装を隅々までチェックしましたが、走行1.8万kmにしては使用感がほとんどなくコンディションは抜群。きっとクルマ好きのもとで大切に乗られてきたのでしょう。
この限定車、まず正規ディーラーには置かれることのないクルマです。なぜか? 一般受けしないから、これに尽きるでしょう。フリークのためにこういうレアモデルを認定中古車として販売してくれる「フォルクスワーゲン相模原橋本」に拍手です。。
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