世界を見渡せば

2011/08/30 11:00:03

 あの震災後、直接的な被災地で無いここ東京でも、とにかく色々な事がバタバタと変化し過ぎて行きました。

その変化が、全てにおいて良いことへの変化であれば歓迎すべき事なのですが、多くの人が感じている通りどちらかと言えばワルいことの方が多いような印象です。

そんな状況もあり、自分の身近なことに気を使うので精一杯で、おのずと視野が狭くなりがちでした。

 まぁそんな状況の中でも、世界情勢は刻々と変化するし、そんな日本を世界は冷静に評価したりしています。

先日、米格付け会社が日本国債の格付けを9年ぶりに引き下げたとニュースで見ました。

日本よりよっぽど深刻な財政危機に面しているはずの国よりも日本国債の信用が低く評価されたことにかなりショックを受けましたが。その理由として不安定な政局と、それによる影響でいつまでも進まない震災復興・原発事故問題の現状をみると、やもうえないのかもしれないなぁとも思いました。

またまた総理大臣が変わりそうです。

今度のリーダーにはぜひがんばって結果を残してほしいと切に願っています。
(と言っても、僕個人は特定の支持政党や政治家はいません。)

ただ、そのリーダーが「この人と一緒にがんばろう!」と思えるような人柄やポリシーが無いと周りは結局動かないし、そして、みんなが協力しなければ何も事をなすことはできないと言う事です。ということで国民の代表としての議員なんだから政治家の皆さんにはもっともっと頑張っていただきたい。

もうそろそろ、せめて同じ党内での権力争いに時間や労力を使うのをやめて、前向きで建設的な方向で力を使っていただきたいものです。まぁきっとこれもパワーの使い方って事ではエコロジー的な考え方かもしれません。

さてさて、視野が狭くなってるって所に話をもどして。

マツダがベトナムに工場を作るとニュースになっていました。
主要な部品などは日本で生産し、現地で組み立てを行ういわゆるノックダウン方式とのことです。

ここ最近とある方が、クルマの情勢は欧米、ましてや日本の事だけを見ていても世界は何も分からないと言っていてまさにこういう事なのかと思った次第です。

他にも、ホンダがメキシコに工場とかトヨタがインドや新興国に向けた商品の開発に本腰をいれるとかそんなニュースも目に飛び込んできます。

うむむむ、いろんな事に疎くならないようにアンテナをピンと張らないと!