東京の子供たちはいよいよ夏休み突入です。

ここで「東京の」と敢えていったのは、僕が育った田舎ではまだ夏休みに突入していないし、たしか終わるのも早く都会の子たちより断然に短い夏だったからです。

まぁそんなことはどうでもいいのですが、我が家のムスコも面白いところが一つもない通信簿を持ち帰り夏休みに突入しました。

この夏の最初のイベントは…というか、実はこの話は春休みの頃から話していて、都合がつかずのびのびになっていたのですが、「電車に乗りに行こう！」というイベントです。

 自動車関連のブログでありながら電車ってどうよ！？って感じもしますが、まぁお許しを。

で、今回の計画の発端は、最近すっかり友達の影響で鉄度の上がったムスコが「トーチャン！京急に乗りに行こうぜ！」に一言から始まりました。

いつもの調子の生返事で「あぁ?それならとーちゃん江ノ電乗ったこと無いから・・・っていうか江ノ島、鎌倉とか行ったこと無いから江ノ電にも乗りてぇなぁ?」と適当かつ無責任な発言が結果自分の首を締めることとなったわけです。

なぜゆえに京急なのかと尋ねたところ、「ドイツシーメンス社製のモーターを?（もうこのへんからついていけません）」とにかく乗りたい電車があるようでした。

6月のある日、「7/21に行く事にしたから、友だちも誘ったから！」と一方的に予定を決められ行く事となりました。一方的に予定を決められ振り回される人生・・・公私共に慣れと諦めのある自分が悲しいですが。

ざっと計画を立て出発をしたのですが、普通出かけるといえば目的地があり、そこで何かをする（観光とか買い物とか）のですが、今回の普通人に理解できないのは、目的が「電車にのること、見ること」なので観光一切無し！と所謂純粋な「乗り鉄！」それも小学生には超ハードな！英語で言ったら「ライド・オン・ヘヴィー・メタル！（なんかかっこいいぞ）」な旅。

自宅のある西東京エリアから品川?久里浜横須賀?鎌倉江ノ島?町田?世田谷?西東京と無駄に大回りで9時間かけて回って来ました。

電車には全く微塵も興味のない僕は、単なる付き添いだったのですが、「こいつら飽きもせずに電車眺めていられるなぁ?どれも一緒に見えるのに・・・」と呆れ半分感心してしまったのですが、これって・・・これって・・・なんか似てるよなぁ・・・

単に車を観るだけのためにカーショーなどのイベントに出かけて行ったりするのと何ら変わらないじゃんと気がついたのです。（遅まきながらですが　orz）

そう考えると電車にのるのが目的の旅というのもちょっと理解できました。

2回目。。。あるのか？

すでに計画を立て始めているようですが。。。

次も僕が付き添いなのか？そうなのか？？