幸せのEクラス・ライフを楽しもう!
メルセデス・ベンツらしさを10倍楽しめる「3つの選択」
PART 02 メルセデス・ベンツ E250 CGI ブルーエフィシェンシー
「低燃費で力強い」
夢の直4を積む新世代Eクラス
1.8リッター直4と言えば、車重が1400kg前後のハッチバックモデルでお馴染みのユニットだ。そんな小さくて軽いエンジンを重量級のアッパーミドルクラスセダンのフロントに収めたモデルがE250CGIブルーエフィシェンシーである。
まずはその長い名前を解読してみよう。CGIとはCharged Gasoline Injectionの略でガソリン直噴システムとターボを備えた直4エンジンを、ブルーエフィシェンシーは空気抵抗を低減するラジエターブラインドやオンデマンド制御の燃料ポンプなど数々の最新補機類を組み合わせた高効率パワートレーンの搭載を意味している。で、10・15モード:11.4km/L、100km/h巡航時:13.0km/L以上の燃費を実現した。
そこで、とりあえず気になるのが動力性能だろう。「ターボ付きとはいえ、1.8リッター直4では力不足」と考える人が多いはず。低燃費だからといって、高速道路で痛痒を感じるようではEクラスに乗る意味がない。実際のところどうなのか? 結果から言ってしまうと、そんな心配はまったく無用だ。「もう3リッター級のV6は要らない」と感じるほどの実力を持っている。何より驚くほどトルクが厚く、右足の動きに間髪を入れず反応してグイグイと速度を増していく様は爽快のひと言。さらにノイズや震動の少なさも直4ターボの常識を越えるもので、信じられないだろうがホントに重厚なのだ。このユニットが可変技術を用いていないシンプルなシングルターボなのだからすごい。
さて、認定中古車の状況が気になるところだ。取材に赴いたのは全国でも屈指の在庫量を誇るメルセデス・ベンツ中野サーティファイドカーセンターである。事前の調査では現行Eクラスの在庫が11台、そのうち7台がE250CGIブルーエフィシェンシー系だ。登場から約1年半のモデルをここまで揃えるディーラーは他にない。果たしてその詳細は?
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