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 「昨年まではほとんど出まわることがなかったE250CGIブルーエフィシェンシー系の認定中古車ですが、今年になって増えています。まだ下取りは少ないですから、流通しているのは90%以上がデモカーとみて間違いないでしょう。当店が出している車両もすべてデモカーで、ベーシック/アバンギャルドのセダン、そしてステーションワゴン、また多彩なボディカラーも揃っています。なかでも買い得なベーシックのセダンは特に人気がありますよ」と話してくれたのは同店の川島伸介氏。なるほど、シンプル装備のベーシックが注目モデルとなるようだ。

 E250CGIブルーエフィシェンシー系には、セダン/ステーションワゴン/クーペのボディ形状と、ファブリックシートのベーシック/レザーシートや前後スポイラー、18インチタイヤが装着されるアバンギャルドが用意されている。これまでのEクラスなら、多少は高くても豪華装備のアバンギャルドが主流となるのだが、なんとこのモデルではシンプル装備のベーシックに人気が集まっているようだ。歴代のEクラスやAMGを乗り継いできたフリークが「普段使いするから贅沢な装備は要らないし、低燃費は魅力」と、E250CGIブルーエフィシェンシーのベーシックを選ぶ傾向にあるという。

 また、現行Eクラスのなかで最も軽量で、さらにアバンギャルドより2インチダウンとなる16インチタイヤを履くことが奏功して乗り心地がしっとり落ち着いているのも忘れてはならない。アバンギャルドは18インチの扁平タイヤだから街中での突き上げ感が気になるのだ。そう、Eクラスらしさが際立っているのはベーシックなのである。「ブランドの味は“素のモデル”が最も濃い」とはクルマ好きの間に伝えられるフレーズだ。さすがヘビーユーザーは分かっているのだろう。

 サンプルカーはメルセデス・ベンツ中野サーティファイドカーセンターの展示場を飾っていたデモカーのベーシック。走行1000kmで478万円はかなり魅力的なプライスである。相場より30万円くらい安いのだ。そのわけを聞くと、期間限定の特別価格だという。ちなみに、ワゴンの相場はセダンの50万円高、またベーシックとアバンギャルドの価格差は50-70万円が目安になるそうだ。

 E250CGIブルーエフィシェンシー系の燃料タンクは66Lの標準サイズ。でも、航続距離は悠々と1000kmを超えるのだ。震災の影響でガソリンの不足と高騰が深刻化するなか、この4気筒モデルはEクラスの切り札になるかもしれない。認定中古車.comは、メルセデス・ベンツらしさを10倍楽しめて、幸せのEクラス・ライフを満喫できるモデルとしてE250CGIブルーエフィシェンシーのベーシックをおススメしたい。

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PART 02

Mercedes-Benz
W212 E250 CGI
BlueEFFICIENCY

メルセデス・ベンツ中野
サーティファイドカーセンター
課長代理
川島伸介氏

メルセデス・ベンツ中野
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